神奈川県の産業廃棄物収集運搬業許可

産業廃棄物を排出事業者から処分先まで運ぶ事業に要る許可。積替え保管を除く新規許可を掲載。

手数料81,000円
新規許可は産業廃棄物・特別管理産業廃棄物とも81,000円。「いったん納入された手数料は、還付しません」と明記。収入印紙や他自治体の収入証紙は使用不可。納付方法はe-kanagawa(郵送のみ)、納付書、キャッシュレス決済(窓口のみ/チャージ上限のある交通系ICカード等は不可)。この手引は「積替・保管を除く」収集運搬業のもので、積替・保管を含む場合は別ページ・別手続。
標準処理期間約3ヶ月(土・日・祝日及び年末年始の休日を除き60日)。申請書類に不備がある場合の補正の期間は標準処理期間から除算される
申請窓口下記のいずれか1箇所。住所[個人]/本店所在地[法人]が横浜市・川崎市・神奈川県外=環境農政局環境部資源循環推進課 分室(〒231-8588 横浜市中区日本大通1 県庁新庁舎、045-210-1111 内線4161~4165)/横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町=横須賀三浦地域県政総合センター 環境部環境課(横須賀市日の出町2-9-19 県横須賀合同庁舎)/相模原市・厚木市ほか=県央地域県政総合センター 環境部環境調整課(厚木市水引2-3-1 県厚木合同庁舎)/平塚市・藤沢市ほか=湘南地域県政総合センター 環境部環境調整課(平塚市中里50-1 県平塚合同庁舎)/小田原市ほか=県西地域県政総合センター 環境部環境調整課(小田原市荻窪350-1 県小田原合同庁舎)。必ず電話で日時を予約のうえ来庁(予約受付は平日8:30~17:15、正午~13時を除く)。
根拠法廃棄物の処理及び清掃に関する法律

どれくらい見ておけばよいか

神奈川県の標準処理期間は 約3ヶ月 です。 標準処理期間を公表している34都道府県では 21日から90日 まで幅があり、 中央値は 44日 です。全国共通の目安はないので、他の自治体の情報をそのまま当てにはできません。

標準処理期間は行政手続法に基づいて各自治体が定めている目安で、 多くの場合、書類の補正に要した期間は含まれていません。不備があればこれより長くかかります。 幅と中央値は当サイトによる集計で、「1か月」「2ヶ月」といった月単位の表現は30日、 「5週間」のような週単位の表現は7日として換算し、「60営業日」のように暦日に直せない表現と、 公表していない都道府県は除いています。集計に入れているのは都道府県だけで、政令指定都市は含みません。 なお、土日祝を日数に数えるかどうかは自治体によって違い、当サイトでは揃えていません。 各自治体の値は、それぞれが公表している表現のまま表示しています。

関東地方の他の都道府県

営業所の場所によっては、隣接する都道府県で申請することになります。

都道府県標準処理期間窓口
茨城県90日本庁
栃木県60日間併用
群馬県45日間出先機関
埼玉県43日本庁
千葉県概ね60日本庁
東京都60日併用

産業廃棄物収集運搬業許可の47都道府県一覧をすべて見る →

申請の前に確認すること

ここは全国に共通する制度の話です。神奈川県に固有の情報は上の表にあります。

自社で運ぶなら許可は要りません

許可が要る
他人から委託を受けて産業廃棄物の収集・運搬を業として行う場合
許可が要らない
事業者が自らの産業廃棄物を運搬する場合(法第14条第1項ただし書)

専ら再生利用の目的となる産業廃棄物だけを運ぶ場合も、同じただし書で除かれています。

許可が不要な場合でも産業廃棄物処理基準は適用されます。運搬車の両側面に「産業廃棄物の収集運搬車である旨」と氏名・名称を表示し、書面を備え付けなければなりません。
無許可で業として行うと、5年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金、またはその併科です(法第25条第1項第1号)。

出典 https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000137

どこの許可が要るか

法第14条第1項は、許可を受ける相手を「業を行おうとする区域(運搬のみを業として行う場合は、産業廃棄物の積卸しを行う区域に限る)を管轄する都道府県知事」と定めています。

要る
積込みを行う都道府県と、荷降ろしを行う都道府県の両方
要らない
その間を通過するだけの都道府県

政令市(指定都市・中核市)の許可を別に受ける必要は、原則としてありません。

施行令第27条第1項第5号は、収集運搬業の許可事務を都道府県知事に置いたうえで、次の2つだけを括弧書きで除いて政令市長の事務に戻しています。

裏を返すと、一の政令市の区域を越えて積卸しをするなら、都道府県知事の許可1本で足り、その効力は政令市の区域にも及びます。平成23年4月1日からの扱いです。

政令市を除外しているように読める案内があります。たとえば北海道が「北海道(札幌市、函館市及び旭川市を除く。)が許可した者を掲載しています」と書いているのは許可業者名簿の収録範囲の説明で、道の許可の効力範囲の話ではありません。収集運搬業と処分業をまとめて書いているため、積替え保管を行わない収集運搬業だけを見ると誤読します。
神戸市は「兵庫県内で積替え・保管を含まない業を行う場合、兵庫県(各県民局)が窓口となります。神戸市では受付ができません」と、この切り分けをそのまま窓口の言葉で説明しています。

出典 https://laws.e-gov.go.jp/law/346CO0000000300

特別管理産業廃棄物は別の許可

爆発性・毒性・感染性その他、人の健康または生活環境に被害を生じるおそれのある性状の産業廃棄物は「特別管理産業廃棄物」として区分されます。

産業廃棄物収集運搬業
法第14条第1項の許可
特別管理産業廃棄物収集運搬業
法第14条の4第1項の許可

産業廃棄物収集運搬業の許可では特別管理産業廃棄物を扱えません。申請も別に行います。

有効期間・更新・許可の基準の構成は法第14条と同じで、欠格要件も法第14条第5項第2号イからヘまでを引用しています。法第14条の4第1項ただし書も、事業者が自らその特別管理産業廃棄物を運搬する場合を除いています。

特別管理産業廃棄物には別に特別管理産業廃棄物管理責任者の制度があり、収集運搬業の許可とは別の講習会が設けられています。

出典 https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000137

有効期間5年と更新

許可は、政令で定める期間ごとに更新を受けなければ、その期間の経過によって効力を失います(法第14条第2項)。施行令第6条の9はその期間を次のとおり定めています。

新たに許可を受けた者
5年

更新を受けた者のうち、優れた能力・実績を有する者として環境省令で定める基準に適合すると認められたもの=7年

更新を受けた者のうち、上記以外
5年

7年になる基準は施行規則第9条の3が定めるもので、事業停止命令や改善命令などの特定不利益処分を受けていないこと、事業内容や許可証をインターネットで公表していることなど複数の項目からなります(優良産業廃棄物収集運搬業者)。

出典 https://laws.e-gov.go.jp/law/345AC0000000137

積替え保管の有無で変わる

積替え保管を行うかどうかで、申請書の記載事項・守るべき基準・許可権者が変わります。行う場合は施行規則第9条の2第1項第5号により、次を申請書に記載します。

保管する数量は、環境省令で定める場合を除き、その場所における1日当たりの平均的な搬出量に7を乗じた数量を超えてはなりません。屋外で容器を用いずに保管する場合の高さは、囲いの下端を通り水平面に対し上方に50パーセントの勾配を有する面を超えないこととされています。

政令市の区域内で積替え保管を行う場合は、その政令市の長の許可が必要になります。

出典 https://laws.e-gov.go.jp/law/346M50000100035

要件・必要書類・電子申請など、産業廃棄物収集運搬業許可のしくみをもっと詳しく →

神奈川県の他の許認可

補足
令和8年1月版「新規許可申請の手引き 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)神奈川県」PDFの(2)申請窓口・(3)申請手数料・申請フロー図で確認。掲載元ページは https://www.pref.kanagawa.jp/docs/p3k/cnt/f671/index.html 。湘南地域県政総合センターは令和8年1月13日に移転済み(手引記載の住所が新住所)。同ページに「許可申請時に提出する講習会の修了証について」の項があり、(公財)日本産業廃棄物処理振興センターの講習会修了証が要件。 手数料・標準処理期間・窓口いずれもPDF本文で確認済み。再取得して「81,000円」「約3ヶ月」「60 日」「資源循環推進課 分室」「県央/湘南/県西地域県政総合センター」「還付しません」の存在を再検算した。
出典
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/13976/2_sinnki_tebiki.pdf
確認日
2026-08-20
ご利用にあたって
手数料・期間・窓口は改正や組織改編で変わります。申請の際は必ず出典元の最新情報をご確認ください (免責事項)。個別のご相談には応じられません。